Teams大規模会議はどちらで実施?"ライブイベント"vs"ウェビナー"
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最近Teamsウェビナーがリリースされたことにより大規模な会議をどちらでも開催できるようになりました。

Teamsの新しい会議のボタンを押したら、「ライブイベント」のほかに「ウェビナー」というボタンを見つけた方も多いのではないでしょうか。

選択肢が増えることはうれしいですが、使い分ける必要が出てくるので、それはそれで厄介です。

私自身も1か月ほど、見て見ぬふりをしていましたが、お客様からの問い合わせも受けたので、記事にまとめてみました。

今回はこれらの2つをどのように私自身が使い分けているかをご説明します。

実施したい会議を2つの観点から分析

ざっくり分けるなら以下の2つの点にこだわって選ぶといいと思います。

①参加者リストが見えても良いか②遅れてきた参加者への配慮
社外の方向け名前が見えてはいけない配慮が必要
社内の方向け名前が見えても良い配慮はそこまで必要ではない
  1. 参加者がほかの参加者の名前を見ても良いか
    =>参加者の名前も公表できないような状況かどうか
  2. 遅れて入ってきた方が視聴する際の配慮
    =>追っかけ再生ができるかどうか

この二点を考慮するとこのようになるかと思います。

ライブイベントは社外向け/ウェビナーは社内向け

そこで私としてはお客様に以下のような使い分けを提唱しています。

参加者リストが見えても良いか②遅れてきた参加者への配慮
Teams ライブイベント
社外の方向け
名前が見えてはいけない
→仕様で見えない
配慮が必要
→ストリーミング再生のため、追っかけ再生可能
Teams ウェビナー
社内の方向け
名前が見えても良い
→仕様で見える
配慮はそこまで必要ではない
→リアルタイムではあるものの、録画で提供可能

参加人数はというと、参加者という形で視聴するのであれば、両方とも10000人です。ウェビナーに関しては、2021年末まで20,000人参加可能になるようです。

もちろん、それぞれの大規模な会議の特徴もありますので、ケースバイケースではあります。

お薦めはウェビナー

ケースバイケースではありますが、ウェビナーの方がかゆいところに手が行き届いた運用ができます。基本的には視聴している参加者が質問がある場合は、挙手ボタンなどを押して、発言権をもらい、直接話したりすることができます。ウェビナーの運用方法の例を載せておきましたので、こちらも参照してください。

また、ライブイベントよりウェビナーの方がより、一体感が生まれます。ライブイベントの場合、参加者と発表者の間には20秒ほどのラグがあります。これが意外と質問を発生させたりします。例えば、発表者の中でも、自身を確認したいために、現地で、ご自身のモバイル端末でライブイベントにアクセスする方もいらっしゃるのですが、その方が、ずれていると質問をします。もちろん、丁寧にご説明はさせていただきますが、意外とこの20秒が起こす質問は多い印象です。

まとめ

ウェビナーとライブイベントのどちらかを選ぶ際の判断基準はこちらです。

  • 参加者リストが見えても良いか
  • 遅れてきた参加者への配慮

会議によりけりかとは思いますが、それぞれの仕様と照らし合わせると

  • 社外向けであれば、ライブイベント
  • 社内向けであれば、ウェビナー

ケースバイケースなので、それぞれの仕様としたいことを照らし合わせて実施するようにしてください。

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