ノートPCの備え付けカメラで、お客様との会議に参加したりしていませんか。もちろん、それでもいいのですが、目線の位置がどうしても上から見下ろすような形になっていることに気が付いていましたか?
何となく対面であった方が印象がいいなと先方は感じていたかもしれません。
カメラの位置を変えるだけで、印象がかなり変わります。
お客様のサポートで、新卒採用のWeb面接サポートを通し、印象が与える影響というのを多く目の当たりにしてきました。技術的な準備不足で、損をした候補者を多く見てきました。具体的な技術とは以下の2つのテクニックです。
- ライトの有無
- 目線の位置
これは面接の結果にも影響します。
今回は目線の位置についてお話しします。
カメラの位置を変えた2つの表情の印象
PC付属のカメラを使った場合
顔の表情
顔を下に向け、かつ下から顔を映しているため、少々やぼったい表情になっています。(何となくほうれい線も目立つような気がします。)
顔に当たる光
顔を下に向けている分、ライトが顔に当たらず、少々くらい印象になっているかと思います。
カメラを目線に合わせた場合
顔の表情
(少々目線が外れていますが、)顔を上にあげている方がすっきりとした印象が持たれるのではないかなと思います。
顔に当たる光
ライトも顔に当たるので表情も明るく映っていると思います。
カメラはどこに置くのがお勧め?
外付けのディスプレイを使用している場合
外付けのディスプレイの上に外付けのカメラを置くのが最善です。外付けのディスプレイを使用している方はノートPCだけを使用している方と比べると43%生産性が高いというデータがあります。興味があれば、こちらの記事を参照してください。
ノートPC備え付けのカメラを使用している場合
以下の2つの方法で、目線を同じ高さにすることが可能です。
ノートPCスタンドを使用
AmazonなどでPCスタンドを購入も良い手段です。最近はこれを使用するのが流行っている気がします。
分厚い本を重ねる
お客様と会議をする際は何か分厚い本を持ってきて、カメラの位置を目線の高さと合わせることも有効です。こちらの状況はお客様など会議の相手には見えないので、このような方法で調整するのも有効な手であるといえます。
まとめ
ノートPCを使用するとどうしても、先方には上から見下ろすような目線になってしまいます。普段の会議をするときのように目線を合わせることが重要です。顔を上げると以下のように2つの利点があります。
- 顔が引き締まって見える
- 顔にライトが当たるので、明るい印象を持たれる
カメラと目線の高さを一緒にするためには以下の2つの方法が有効です。
- 外付けのディスプレイの上にカメラを載せる
- ディスプレイスタンドや厚い本で調整する
めんどくさいのはやまやまだとは思いますが、最善のWeb会議をできる環境づくりや心配りがお客様やチームメンバーとのコミュニケーションを円滑にするので、是非試してみてください。